こんにちは、ゆくです。
ピアノの演奏では、ここは音を弱くした方がいいとか、強くした方がいいというような、表現をつけていきます。
「その方が自然に聞こえる」という感覚を目指します。
もっというと、より多くの人に受け入れられる(acceptable)ことを考えます。
受け入れられる表現とは何か。
例えば、大きな足音を立てるような歩き方より、姿勢を整えてスタスタとした歩き方の方が、洗練されています。
受け入れられる表現とは、美しさではないかと思います。
そのものがもつ、本来の機能を十分に発揮していること、つまり、無駄がないこと。
クレッシェンドをかけるのも、ある音を効果的に目立たせるためのもので、無駄のない表現です。
そういう視点で、多くの人が受け入れられる表現を追い求めていきたいものです。