こんにちは、ゆくです。
習慣は、一つだけ独立して、生まれるものではありません。
例えば、新しくピアノを毎日弾く習慣を身につけたいとします。
この場合、とにかく毎日ピアノを弾くように努力するはずです。
毎日ピアノを弾く習慣を、毎日ピアノを弾く努力をすることで、身につけようとする。
当然のことのように思えます。
しかし、習慣は独立して生まれるものではないのです。
すでに身についている習慣の隣に、新しい習慣が生まれてきます。
そのため、ピアノを弾く習慣は、何かの隣り合わせとなって生まれるべきものです。
それは、真珠のネックレスと似ています。
一つの真珠の隣に、別の真珠がつながり、リングを形成していく。
新しい習慣をつくりたいときは、既存の習慣に結びつけるとよいです。
ピアノを毎日弾く習慣をつくりたいのであれば、まずはそのための時間や心の余裕、つまり、生活の余白(スペース)が必要です。
なるべくスペースを生むような習慣をまずは身につけて、そこにピアノの時間をつくる。
スペースをつくる習慣は、ピアノを弾く習慣に結びつく。
このように、一つの事象が何と結びついているのか、考えることで、習慣はつくられやすくなります。