こんにちは、ゆくです。
曲の分析は、構造を知る役に立ちます。
構造を知らないで、やみくもに作曲していると、時間をかけて見つけた和音進行が、すでに使い古されていた、なんてこともあるからです。
そして、この曲の分析ですが、楽典をいくつか読んでもなかなか分かりにくいなという感じがします。
それもそのはずで、音は言葉に置き換えて理解することができないからです。
◯◯な音と、どんなに頑張って言葉で表現しても、相手の頭の中に、同じ音をイメージさせることはできないのと同じです。
自分で弾いて、聴かないと、分からないということになります。
反対にいうと、私はある程度ピアノで曲を弾いてきたので、楽典に書かれていることは何となく理解できました。
今は、子どもの頃に好きだった曲を、思い出して、ピアノで再現する練習をしています。
絶対音感はないので、だいたい全部ドレミファソラシドに聴こえてきます。
そのため、電子ピアノのトランスポーズ機能を使って、調性を合わせてから、弾いています。
BUMP OF CHICKENの天体観測など、小学生の頃に大好きで聞いていましたが、調性を合わせれば再現できるので、かなり楽しいです。
サビのところは、ハ長調の鍵盤位置になおして弾くと、意外とシンプルなメロディーで、それでも聞いていて人を惹きつけるのだなと、考えさせられました。
理論も大切ですが、それ以上に、音楽で伝えたい気持ちの強さが、良い曲になる材料かなと思います。