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ゆく|夢をかなえるためのブログ|

大人からの初心者ピアノ11年目/作曲/語学/バッハ/東京都出身

演奏曲がしばらくすると弾けなくなる理由とその解決方法とは

こんにちは、ゆくです。

 

大人から初心者でピアノを習い、10年が過ぎましたが、基本的な音楽理論を最近ようやく理解しました。

 

その上で、スケール(音階)の練習は大切だと思いました。

 

スケールを練習すると、「一つの曲を演奏できるようになっても、しばらくするとその曲が全然弾けなくなる現象」が解消されるからです。

 

この理由について、書いていきます。

 

まず、大人から初心者でピアノをはじめた私は、好きな曲を弾くという練習スタイルです。

 

すると、弾く曲のキー(音階のはじまりの音)が毎回全然違ったりします。

 

米津玄師さんの曲は、フラットがたくさんついていて、とても大変でした。

 

スケールとは音階のことで、例えば、ピアノの鍵盤上の白鍵でも黒鍵でもいいので、一つの音を選び、そこから「全音全音・半音・全音全音全音・半音」という順に弾いていくと、絶対音感でなければ、どのキーでもドレミファソラシドという音階が聴こえるはずです。

 

上記のような音階は、長音階(メジャースケール)といいます。

 

これは、西洋の文化が決めたそうです。

 

その音楽のシステムを、私たちは使っています。

 

このように、どの音から始めても決められた間隔で音を並べれば、スケールが作られます。

 

その上で、楽譜を眺めると、五線の左端にあるシャープやフラットの数が、曲によって異なることがわかります。

 

そのシャープやフラットの数は、スケールにおいて、キーを示し、ファだけにシャープがつけば、主音はソ(G)で、そこからメジャースケールの音程で音を並べていくとGメジャースケールとなります。

 

「一つの曲を演奏できるようになっても、しばらくするとその曲を全然弾けなくなる現象」は、次に弾く曲のキーが変わり、「ドレミファソラシド」の位置がずれてくるからです。

 

楽譜を見て、そのシャープやフラットの数で、キーを瞬時に判別し、そこからメジャースケールを弾くことができないので、キーが変わると、弾けなくなってしまうのです。

 

反対に言えば、あらゆるスケールを自由に弾きこなせれば、キーが異なっても、一度弾いた曲はすぐにまた弾けるようになるはずです。

 

スケールの練習が大切な理由はそこにあります。