こんにちは、ゆくです。
音楽理論が、音楽の文法だとしたら、曲は一つの物語です。
また、楽譜は文章がつながってできた、一冊の本でもあります。
そのため、ピアノを弾く時に、一音一音を見るだけではなく、ある程度まとまりで音をとらえることは、曲の理解につながっていきます。
例えば、メジャー、マイナーという2つの和音の機能や、トニックとドミナントの動きに注目してみたりすると発見があります。
ピアノ曲にアレンジされたポップスの多くは、分散和音が使われているので、一見和音の進行はとらえにくいですが、和音がどのように動いているかが見えると、暗譜もしやすくなります。
音はセンスだけではなく、あるルールに従って並べられています。
そのルールを見ると、曲が理解できます。
構造を見ることは大切です。