こんにちは、ゆくです。
カノン進行を調べていると、「音の並べ方」についての用語に行き着き、それはパーミュテーション(permutation)という言葉に包括されることが分かりました。
十二音技法という作曲技法は、今から約100年前に、シェーンベルクという作曲家が、パーミュテーション(音の並べ方)を体系化して生み出したもののようで、「調の束縛から逃れる」ことを目的としたようです。
調性と音の並べ方がどう関わってくるかまで、深く調べていませんが、パーミュテーションは、音楽史において、大きなテーマの一つであると言えます。
逆行、反行、逆反行などの用語がある背景には、歴史的な研究の結果があるということです。
感性のみで、音楽は作られていないという自分の中の直感は、少しずつ、知識に裏づけられていくように思います。