こんばんは、ゆく@大人ピアノのブログです。
大人初心者かピアノ向けにアレンジされたポップス曲を弾くとき、右手はメロディー、左手はベースを弾くことが多いと思います。
そこで、左手に意識を向けると、その低音の進行は、分散和音にまぎれたり、リズムが変わったりという形の変化はあるものの、同じパターンが繰り返されていることに気がつきます。
そのため、いくつかのパターンを覚えてしまえば、不慣れな左手の動きに苦労することも少なくなり、その分、複雑な右手のメロディーに集中できるようになるかと思います。
私の練習の仕方としては、まず、どのようなパターンで低音が進行しているかを確認するために、リズムを気にせず、左手だけで弾きます。
曲中にベースの進行パターンがいくつあるのか、だいたい理解できたら、右手の練習をします。
最後に両手を合わせてみると、左手の音を聴き取りながら弾けるようになるかと思います。
このように、左手の音をかたまりでとらえることができると、楽譜が格段に読みやすくなるはずです。