こんにちは、ゆく@大人ピアノのブログです。
心理学の本に、「脳はコネクティングマシン(connecting machine)である」と書かれていました。
過去の経験を目の前のことに「つなげる(connect)」、脳の性質を例えたものです。
脳は、目の前のことについて、過去の経験との関係性を見出だします。
梅干しを見ると、唾液が出るなどの条件反射が良い例です。
条件反射で有名なのはパブロフ犬の実験ですね。
ピアノの練習も、経験をつなげていく作業と言えます。
楽譜に書かれている音符という情報を、これまでの演奏経験と関連づけます。
この時、関連づけられる経験が多いほど、目の前の情報を早く処理できるようです。
そのため、練習の仕方としては、クラシック曲Aを弾き、関連するクラシック曲Bを弾き、次々に順序立ててC、D、Eとつなげていくと、情報処理能力が効率よく身につくのだと思います。
◯まとめ
経験をつなげるように練習すると、効率よく情報処理能力が身につく。
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