こんにちは、ゆく@大人ピアノのブログです。
自分の関心があることに対しては、感覚が鋭くなり、その実現のための情報が見つけやすくなります。
例えば、新しくカバンを買おうとして、自分に合ったものを探し歩いているとき、街で歩く人の持つカバンが、とてもよく目についたりします。
この時、RASという脳の機能が働いているようです。
RASとは、Reticular Activating Systemの略で、日本語だと網様体賦活系(もうようたいふかつけい)とのことです。
私なりに翻訳すると、脳内の網目状のネットワークを(Reticular)反応しやすい状態にする(Activating)機能(System)です。
一度何かに関心を持つと、この機能が働き、必要な情報を集めるために、脳のネットワークが活動的になります。
ピアノの練習においても、このRASが関係してきます。
例えば、理想とする弾き方のイメージを持つと、練習方法も、その弾き方に近づくために変化していきます。
私も、きれいな音が出したいと思うようになってから、基礎練習を始めるようになりました。
何か達成したいことがあれば、目標を設定することなどにより、自らの関心度を高めて、RASを働かせると、必要な情報が集まってくるはずです。
それは、引き寄せる力でもあります。
◯まとめ
RASは、自分の関心がある情報を集める脳の機能である。
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