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ゆく|夢をかなえるためのブログ|

大人からの初心者ピアノ11年目/作曲/語学/バッハ/東京都出身

インターバルの感覚を知る練習

こんにちは、ゆくです。

 

インターバル(音程)は、曲の雰囲気を決定づける大きな要素です。

 

オクターブを弾いてから、7度を弾いてみたり、1度または3度ずつ上がったり(ascend)、下がったり(descend)して、その差を感じとっています。

 

夏目漱石草枕という小説の登場人物が、言葉にできない感覚を何とか説明しようとして、できなかったとき、こういうときに音楽だったら表現することができるのに、みたいなことを言っていたと思います。

 

でも、彼は音楽はできません。

 

これを読んだとき、言葉で説明できないことなんて、あるのだろうかとかなり不思議に思った記憶があります。

 

今では、音楽がかわりに表現してくれると感じる気持ちが分かります。

 

例えば、ありがとうという言葉で、感謝の気持ちを伝えようとしても、自分の気持ちを全部その言葉に乗せることができず、言ったあとで、まだ心の中に感謝の気持ちが残ることがあります。

 

このとき、もっと心をこめて言おうと思うはずです。

 

心を込めるとき、熱がこもり、抑揚やわずかな音程の差が生まれます。

 

この言葉以外の部分を表すものが音楽なのかなと思っています。

 

まずは、インターバルを理解し、自由に組み合わせられるようになったら、私も、誰かに対する感謝の気持ちを音楽にのせてみたいと思います。