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ゆく|夢をかなえるためのブログ|

大人からの初心者ピアノ11年目/作曲/語学/バッハ/東京都出身

和音と風景

こんにちは、ゆくです。

 

音楽理論の勉強をすると、知っている曲を、楽譜なしで弾けるようになってきます。

 

方法としては、まず、メロディーを思い出して、その曲のキーを特定します。

 

曲の最後の一音は、だいたいキーの音なので、電子ピアノでその音を見つけます。

 

そして、トランスポーズ機能を使って、そのキーに合わせれば、白鍵で弾けます。

 

そうすると、頑張ればメロディーは右手で弾けるので、このメロディーにどのような和音を重ねるかを主に考えていきます。

 

ここが難しいところです。

 

基本的な3和音を重ねれば、それなりに曲になりますが、それでは芸がないといいますか、弾いていて面白くない。

 

赤と青と黄色のクレヨンでお絵描きをするようなものです。

 

他の色も使いたいので、セブンスコードなどを使います。

 

特に、セブンスコードを使っているとき、風景が浮かびます。何となく青い海っぽいコード進行があったりします。

 

多分、海を見た時の視覚情報を脳で処理するときと、ある和音進行を聴いた時の情報を脳で処理するときは、似たプロセスをたどるのではないかと思います。

 

同じような電気信号が流れるというか、そんな気がします。

 

そう思うと、風景から受けた印象は音で表せるということになります。

 

日本海と太平洋のような、視覚でも判別できない情報の識別は、当然音でも作れないとは思いますが、暑い夏の下でどちらの海を見た時も受ける印象は、似たようなもので、その似たような印象は音にできるのかなと思っています。