こんにちは、ゆくです。
最近は、how minds change というマインドづくりに関する洋書の電子書籍版をiPhoneで読んでいます。
この本は、人のマインド(考え方)がどのように変わるのかというのを、理論的に説明しています。
考え方は、なんとなく変わるわけではなく、理由があって変わります。
central route (中心ルート)とperipheral route(周辺ルート)という用語があります。
例えば、車を買う時を想像すると分かりやすいです。
中心ルートとは、メインとなる機能に着目して合理的に判断する思考のルートです。
車の購入の場合、燃費とか操作性を調べて購入するようなイメージです。
周辺ルートは、メインとなる機能以外に着目して感覚的に判断する思考のルートです。
車の購入の場合、CMで好きな芸能人が乗っていたとか、色が気に入ったとか、車の本来の機能以外の理由で非合理的に判断するようなイメージです。
中心ルートに基づいて判断したことは、長期的で安定したマインドを形成します。
反対に、周辺ルートに基づいて判断したことは、短期的で不安定なマインドを形成します。
何かを継続しようとするとき、それを続ける確固とした理由があると長続きし、誰かがやっていたから自分もという漠然とした理由だと、長続きしません。
この2つのルートを辿ってマインドが形成されることは、知っておくと役立ちそうです。